テッレネーレ エトナロッソ2022

赤)ちょっと贅沢な週末に 贈答用として

イタリア南部シチリア州

バローロ再興の立役者のひとりマルコデグラッツィア氏がオーナーを務める。シチリア島のエトナ山麓北側斜面に広がる産地にいち早く着目し、エトナの優れたテロワールの魅力を世界中に知らしめたワイナリー。

ネレッロマスカレーゼ98% ネレッロカップッチョ2%

¥4950 (税¥450)

透明感のある若々しい色合い。木苺やカシスなど抜栓後程なくして香り立ち昇る。口にすると軽やかで、思いのほか控えめな果実味。開けたてはしっかり目の酸味が印象的。タンニンは穏やかです。個人的にはもう少し落ち着かせたいです。

ヴェネトのバルドリーノクラシコ、ヴァルポリチェッラクラシコ。ピエモンテのネッビオーロダルバなどと近しい印象をもちました。

ヴィエディロマンス ヴィエディロマンスシャルドネ2023

イタリア北部フリウリヴェネツィアジューリア州

ヴィエディロマンスシャルドネは、近年では輸入数が少なく価格も以前の倍近くになるなど、毎ヴィンテージ入手困難な状況でしたが、2023ヴィンテージは入荷量が多かったためが縛りなく仕入れることができました。

売れるアテもないのにマグナムボトルまで仕入れてしまった‥。

オーク樽熟成のシャルドネ  ヴィエディロマンスシャルドネ

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セッラエモスカ ヴェルメンティーノディサルデーニャ2024

イタリア南部サルデーニャ州

セッラエモスカ社は1899年の創業で500haもの畑を所有する老舗ワイナリー。サルデーニャのワインなら、まずはヴェルメンティーノ種からつくられる白ワインヴェルメンティーノディサルデーニャ、赤はカンノナウ種からつくられるカンノナウディサルデーニャを味わいたい。

ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ 2024

ヴェルメンティーノディサルデーニャは、島全体がDOCの地域として認められていて、サルデーニャのワイナリーではベースワインとして位置づけられる。

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ヴィエディロマンス ヴィエリスソーヴィニョンブラン2021

イタリア北部フリウリヴェネツィアジューリア州

スロベニアとの国境に程近い北イタリアフリウリ地方は、最高峰の白ワインが産出される銘醸地のひとつ。

オーク樽熟成のソーヴィニヨンブラン “ヴィエリス”

ヴィエリスはステンレスタンクとオーク樽での低温発酵ののち、228リットルのオーク樽で澱とともに9カ月熟成させたソーヴィニョンブラン

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サルタレッリ ヴェルディッキオクラシコ2023

中部イタリアマルケ州

サルタレッリ社は1972年の創業。その当時、テーブルワインとして安価に大量に生産/消費されていた白ワインではなく、ヴェルディッキオの最高品質を目指したワイン造りを実践し続けている。現在、ワイナリーは3世代目に受け継がれる。

ヴェルディッキオのスペシャリスト

設立当初からマッサルセレクション(優秀な樹を接ぎ木して育てること)で増やしてきた32種類にも及ぶヴェルディッキオのクローンが自社畑の特性に応じて混植されている。

ヴェルディッキオは、強すぎない程よい酒質、ドライな喉ごし、バランスのとれた味わいは食中酒としてうってつけ。

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ラライア ガヴィプレオ2023

北イタリア ピエモンテ州

北イタリアピエモンテ州の白ワインといえば、アルネイス種の「ロエロアルネイス」とコルテーゼ種の「ガヴィ」が有名どころ‥。

今回ご紹介のラライア社は、歴史あるガヴィの丘に居を構える生産者。2007年にはイタリアで最も厳しい有機認証団体デメテルの認証も取得し、全てのキュヴェはデメテルの基準に合った有機(ビオディナミ)農法で栽培された葡萄のみ用いています。

淡い色づき。柑橘系を主体にしてしっとり香りたち昇る。口に含むと‥、濃密なミネラル。開けたては酸味を強く感じましたが、次第に落ち着いてきました。喉ごしには柑橘類の果皮部のような苦味を伴い豊かなコクが広がっていきます。しっかりとしたエキス感、果実のボリュームを感じるワイン。口当たりの華やかな果実味推しというよりは、喉ごしかけて広がる苦味を伴ったミネラルのコクが印象的! 食事のお供に‥。

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