赤)週末に時間をかけて愉しむ ビオロジック トスカーナロッソ
イタリア中部トスカーナ州
モンタルチーノにおけるトスカーナロッソの立ち位置は、所有する比較的若い樹齢の区画で収穫されたり、トップキュベのブルネッロディモンタルチーノの規格外となったサンジョベーゼを主体にして造られる蔵元のベースとなるワイン。
ステンテレスタンクや木樽などを用い熟成期間を短く(6ヵ月程度)とることで、食事に寄り添う軽やかな味わいに仕上げていることが多い。
サンジョベーゼ100%
¥2640(税¥240)
オーナーは19世紀から続く葡萄栽培農家の五代目。ヴェントライオとしてワイン造りは2003年から。認証は取得していないもののビオロジック栽培を実践し、発酵も野生酵母により時間をかけて行うなど、現在の潮流を心得たワイン造り。
シンプルなエチケッタ。2019年産はまさに熟成のピークといったところ。年間生産量はわずか4000本。
サンジョベーゼの特徴を活かしたエレガントな仕上がり。
葡萄のエキスはしっかり感じられ、流麗な酸味が骨格を支える程よいバランス。線が細いながらしっかり余韻が続く。濃くてパワフルなワインがお好きな方には向いていないかも‥。ですが、ぜひ食卓にのお供としてお愉しみ頂きたい逸品。
輸入元:徳岡