ブレンドの妙を愉しむ
ボルゲリらしい多品種の良さ
トスカーナ州の沿岸部（コースタルエリア）に広がる新興産地のひとつが ボルゲリ 。カベルネソーヴィニヨンに代表される国際品種の栽培が盛んな地域。
この地の老舗ワイナリー ミケーレサッタ の名を世に知らしめたスーパータスカンが ボルゲリロッソスペリオーレ“ピアストライア”。
品種構成は、まさしくボルゲリらしい カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラーにサンジョベーゼを２５％ずつブレンド。２０１５年はまだまだパワフル！まさに飲み頃を迎えつつあります。
【生産者のご紹介】
オーナーのミケーレ氏は、ミラノ大学農学部卒業後、まずボルゲリの農園で果樹や野菜の栽培に従事しました。畑で働く生活に愛着を感じながらもしだいに興味のあったワインづくりに心惹かれていき、１９８３年ついに農園の仕事を辞めて独立することを決断しました。
当時、トップワインメーカーのひとりアッティリオ パーリ氏と出会ったことで、彼の協力を得ながら自身のワインづくりが始まりました。
１９９０年にトスカーナを代表するサンジョベーゼ種を、９１年には国際品種である、カベルネソーヴィニヨン、メルロ、シラーを植栽しました。これらの葡萄の樹は２０２０年代に樹齢が３０年を超え豊饒な実りをもたらしています。９０年代以降、上面開放式の大樽の採用やセラーの増改築など、品質向上のための投資を進めていき、現在では２３haの自社畑から年間約１５０,０００本のワインを生産しています。
【所在地】
loc vigna al cavaliere, 61, 57022 Castagneto Carducci LI, イタリア
詳細はGoogleMapでこちらから
【ワインについて】
品名
ボルゲリロッソスペリオーレ
“ピアストライア”
原産地呼称
ボルゲリスペリオーレDOC
容量７５０ml
ヴィンテージ２０１５
品種構成
カベルネ ソーヴィニヨン２５％
サンジョベーゼ２５％
メルロー２５％
シラー２５％
品種ごとに３０hlの大樽、またはセメントタンクにて２０日間の発酵・浸漬。天然酵母使用。厳選されたワインのみはフレンチオークにてマロラクティック発酵と１２〜２４カ月の熟成（新樽比率は２０〜４０％）。マロラクティック発酵後に各品種のブレンドを行なう。
【同じ生産者の他のワイン】
カヴァリエーレ2016
輸入元：飯田
文章内の資料や写真などは、インポーター様、生産者様HPからの情報を抜粋・引用させて頂きました。
